- Q要指導医薬品や第1類医薬品はどこで購入できますか?
- A
要指導医薬品と第1類医薬品は薬剤師が勤務する店舗で、薬剤師が直接対面で必ず説明を聞いてからでないと購入できません。直接各店舗に、要指導医薬品や第1類医薬品を取り扱っているかお問合せ下さい。(第1類医薬品についてはインターネットで購入可能な場合があります)
- Q処方箋の有効期限はありますか?
- A
処方箋には有効期限があり、処方日を含めて4日以内となっております。期限内に保険薬局へ処方箋を提出して調剤してもらってください。
- Q点眼薬は開封後いつまで使用できますか?
- A
開封後の使用期限を設定していない点眼薬がほとんどですが、開封後は汚染の危険性があります。一般的な目安として、高温多湿を避け適切に保存された点眼薬は約1カ月と考えられます。
開封した日を外袋に記載しておくとよいです。また、中には1回限り使い切りのものや開封後冷蔵庫に保存するもの、使用期限が1週間のものなど様々なタイプのものがございますのでご不明な点は薬剤師にご相談下さい。
- Qお薬の正しい服用方法について教えて下さい
- A
服用時点の目安として
『食前』~食事の20~30分前
『食後』~食事の20~30分後
『食間』〜食事と食事の間で食事の2時間後に服用するのが一般的。食事中ではない。
『食直前』~食事を始める5分前
『食直後』~食事を終えて5分以内と言われています。
- Q点眼薬は1回何滴使用すればいいでしょうか?
- A
1滴で目からあふれる程十分な量があります。医師から特別指示がない場合は1滴ずつ使用しましょう。
- Q2種類以上の点眼薬を使用する時に注意することはありますか?
- A
最初に点眼薬を使用してから少なくとも5分以上の間隔を開けてから次の点眼薬を使用しましょう。
間隔が不十分だと、それぞれの点眼薬が薄まってしまったり、成分が混ざりあって反応してしまったり、目から零れ落ちて十分な効果が得られないことがあります。
- Q水剤はどのように保管すればよいでしょうか?
- A
高温多湿を避けて保存しましょう。できるだけ冷蔵庫など冷暗所に保管することが望ましいです。
凍らせてしまうと、お薬が変化したり、十分な効果が得られなくなってしまったりという事がありますので冷凍庫での保存は避けてください。
- Qインスリン注射薬はどのように保管すればよいでしょうか?
- A
冷蔵庫など冷暗所で保管しましょう。凍らないよう冷凍庫は避けてください。
使用中のペン型インスリン注射薬は結露を避けるため冷蔵庫に入れないでください。
- Qおくすり手帳はどこでもらえますか?
- A
調剤薬局でたいていは無料でもらえます。
- Qおくすり手帳はいつ出すのでしょうか?
- A
病院では受診の時に医師に見てもらいましょう。調剤薬局では処方箋と一緒にお出しください。
また、ドラッグストアなどで医薬品を買うときにも持参すると薬を安全に購入・服用できます。
- Q薬が自宅に余ってきたらどうしたらいいでしょうか?
- A
かかりつけの薬局に持参してもらえれば残薬調整をしてもらえる事があります。余った薬の薬代が返金されるわけではありません。
- Qジェネリック医薬品とはなんですか?
- A
開発された薬の特許期間が切れた後に、厚生労働省の承認を得て製造販売される薬のことです。
有効成分、効き目、安全性はほぼ同じですが開発費がかからない分大幅にコストを抑えて製造できるため価格が低く設定されています。
- Qジェネリック医薬品は普及しているものでしょうか?
- A
アメリカでの普及率は90%を超えています。日本でも年々増加傾向で令和3年時点で79.24%(厚生労働省HPより)となりました。
厚生労働省は今後も使用促進の為の施策に取り組んでいく方針です。
- Q薬を飲み忘れたときはどうしたらいいでしょうか?
- A
飲み忘れに気付いたら、すぐ飲むようにしましょう。ただし次の飲む時間が近づいている場合は、その分は飲まずにその次からいつものように飲みましょう。2回分をまとめて飲んではいけません。
薬の種類によっては飲み忘れたときの対応が異なる場合があるので、薬を受け取るときに必ず医師や薬剤師に相談しましょう(厚生労働省:知っておきたいくすりの知識より)